個人事業を始める美容師・理容師が使いたいホームページの8つの特徴
美容師や理容師資格を持っているなら、誰でも考える個人事業。
心配なのが集客です。
開業までにどんな準備ができるのか、どんなホームページが望ましいのか、簡単にまとめます。
個人事業を始めるまでの準備
資格
どちらにしても資格が必要です。理容師なら理容師資格が、美容師なら美容師資格を持っている必要があります。
コンセプトを決める
もし、どちらの資格をも持っているなら、理容室にするのか、美容室にするのかを決める必要があります。
例えば、地域を調査してみて、高年齢層が多そうであれば、理容室の方が集客しやすいかもしれません。反対に、若年層が多ければ美容室の方が収益が上がる、と考えられるかもしれません。
また、高い技術で勝負するのか、それとも親やすい誰でもきてもられるお店を目指すのかで、メニューや単価も変わってくるでしょう。
いずれにしても、事前調査をして、その地域にあったコンセプトで勝負することが必要です。
物件を探す
一派的に、広い通りに面した場所など目につきやすく入りやすいところを探します。可能なら駐車スペースがある方が入店してもらいやすいでしょう。
また、可能なら、すでに機材の揃っている物件がないかどうか探すこともできます。椅子や利用・美容に使う機材は高価なので、前入居者が同じ事業を営んでいたのであれば、そのまま機材を使えます。かなりの節約になりますね。
資金を調達する
理容室・美容室は基本的に場所が必要です。また前述の通り、機材も必要なため、一般的に1,000万円〜2,000万円を用意することが多いようです。
届出を出す
もちろん、開業届を出す必要があります。
また、理容室や美容室は保健所が関係してきますので、保健所にも開業に関わる書類を提出しましょう。
近くの市町村にもどのような手続きが必要が確認すると良いですね。
また、今まで、雇用されていた、というケースが多いと思いますので、年金事務所に連絡する必要もあるでしょう。
保険に加入する
この事業は物件が関係するため、火災保険に入ることは大切です。ただし、物件取得時に火災保険に入ることになるはずですから、まず、入っているかを確認してみましょう。
賠償責任保険に入ることも大切です。お客様と接する仕事ですので、仮にお客様を怪我させてしまう、ということもあるかもしれません。また、所持品を破損させてしまう、ということもあるかもしれません。その時のために、賠償責任保険には必ず加入しておきましょう。起きてほしくはないことですが、安心料として、入っておくべきです。
集客できるホームページを作成する
美容師・理容師の方の中には、ホームページには多額の費用がかかると考えて、制作されない方も少なくないようです。
でも、今はネットの時代。ぜひ、SNSや予約システムなどを取り入れ、インターネットを利用した集客にも取り組みたいところですね。
では、ホームページには何を掲載すると良いでしょうか。
1. お店の写真
お店のイメージをしっかりと掲載し、不安を取り除いて、入店しやすくする必要があります。
また店主やスタッフの写真を入れて、親しみやすさをしっかりと出すことも大切です。
ほとんどの美容室のトップページは画面全体が、ヘアメイクされた後の様子や美容室そのものの写真になっています。おしゃれな印象を残しつつ、安心感を持ってもらえる写真素材をしっかりと準備しましょう。
2. コンセプトを掲載する
準備の段階で決めたコンセプトをしっかり表現しましょう。例えば、親しみやすい理容室を目指しているのに、黒のシックな色合いのホームページを作ることはありません。
また、ロゴもしっかりと外注して、きちんとした雰囲気にしましょう。
3. 料金を明示する
これも安心感のために大切です。料金表やメニュー表をしっかり作りましょう。
メニューには写真をしっかりといれ、その費用がかかることを納得してもらえるようにします。
4. アクセスをしっかり掲載する
住所や地図をしっかりと掲載しましょう。
もし、立地がわかりにくいところにあるなら、その近くの道からどのように入っていけるかを示す動画を作るのも手です。また、駐車場がないとして、近くの有料駐車場なども掲載してあげると親切かもしれません。
5. スマホ対応のホームページにする
ほとんどの方はスマホでホームページを見る時代です。特に若年層を狙っているなら、ホームページをスマホ対応にするのを忘れないようにしておきましょう。
スマホ対応にすると少し高くなる業者さんもいますが、それでも、しっかりとスマホ対応させておけば、今後の集客につながります。
6. ブログを公開する
ヘアメイクをしている時の写真、いいよと言ってくれたお客様のビフォーアフターの写真などを毎日掲載しましょう。
最近の様子が掲載されていると、お客様安心できるものです。また、実際、ご自身の技術の高さもアピールすることができます。
また、毎日更新すると、ホームページの検索結果の順位が上がってきます。それで、必ず、ホームページを作成する際にはブログ機能などでホームページをきちんと更新できるページを作りましょう。
7. 予約システムや予約フォームを作成する
美容室は基本的に予約制です。
今の時代、わざわざ電話をかけて予約する、という方よりも、通勤電車の中からパッと予約したい、という方が多いかもしれません。
ぜひ、注文フォーム、可能なら、予約システムを作成しましょう。なるべく、お客様に利用いただけるハードルを下げましょう。
8. InstagramなどのSNSと連携する
美容系で強い集客ツールはなんといってもSNSです。特に写真の掲載に強いInstagaramを並行して使っていく必要があります。
ホームページにもInstagramなどのSNSへのリンクをしっかりと作って連携させておけば、さらにホームページが意味あるものになります。
今の時代に合わせた集客をして、夢の個人事業を実現させましょう! ありがとうございました。