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2021.10.09

個人で始める塾のホームページ

塾講師

個人塾を始めるまで考えるべきこと

この時期、オンラインで個人事業を始めたいと思っておられる方もいらっしゃるでしょう。その点、オンライン塾は始めやすいかもしれません。また、ホームページがあると、今後の集客に役立つでしょう。

始めるまでにどんなことを考えておけるでしょうか。

コンセプトをしっかり決める

まず、塾のコンセプトをしっかりと決める必要があります。

どんな業種でもそうですが、特に個人で始める場合には、ここを明確にしておくと、集客しやすいようです。例えば、誰に、どんな授業を、どのように提供をするか、ということです。そうすると、これらの点が見えてくるかもしれません。

  • 教室の場所や建物
  • 教材
  • 経営

こう言ったもの全てを始めるまでにしっかり揃えておく必要があります。

また、こうしたことを考えておくと、ホームページやチラシの中にキャッチコピーとして含めやすくなるでしょう。

教室の場所や建物を選ぶ

立地はしっかり見ておく必要があります。安心感がある場所か、また、駐車場などがあり、子供の送迎がしやすい場所か、と言ったことは抑えておくべきところです。子供達が来るので、近隣に迷惑がかからない場所にする必要もあるでしょう。

この点、オンライン塾なら、教室や建物の準備をする必要がありません。感染症対策が騒がれている今、特におすすめの方法と言えるかもしれません。

  • 子供を通わせなくて済むので親は安心
  • 建物の費用を支払う必要がなく、お互いに負担が減らせる
  • 行き来がないので、時間の節約になる
  • ビデオ通話なので、お互い、比較的、自由な時間に設定できる

教材を選ぶ

教材も、自分で決めていく必要があります。

もちろん、今まで塾講師をされていた方でしたら、きっと使いたい教材がおありだと思います。

大切なのは、自分でしっかりと決めることです。学校の先生や流行りに頼らず、信頼できる最新の教科書を使っていきましょう。

入手は、ヤフオクやメルカリなどで結構良いものがあります。また、最近は無料で、配布してくれている良いコンテンツもあります。著作権を確認して、活用させてもらえれば、コストが抑えられますね。

経営方針を考える

また、ここで気をつけたいのは「安さ」を売りにしないようにすることです。塾講師も建物も十分にそろっている大手なら安さで勝負できますが、個人にはそれらがありません。

それで、料金はしっかりとした金額にしましょう。そうしないと、たくさん集客できても、売り上げが伸びません。少なくとも、最初にいる講師は自分一人なわけですから、高い単価を設定しておきましょう。

準備をする

これらが考え終わったら、準備に取り掛かりましょう。

申告を行う

個人事業の場合、それほど難しい届出はありませんが、それでも、きちんと出す必要のある書類があります。

  • 開業届:税務署で提出します
  • 事業開始申請書:最寄りの役所に提出します

コストを抑えた準備をしていく

最初から設備投資するのは避けるのが良いようです。軌道に乗るまでは、なるべく運転資金を増やせるようにしておきましょう。

それでも、生徒さんに十分安心な状況を提供したいものですね。最初はこんなことができるかもしれません。

  • オンライン授業のみにする
  • 教材はフリマアプリやオークションで入手する
  • かっこよさや綺麗さを求めすぎない

十分な指導ができるか、ということを考えて準備していきましょう。

オンライン授業の場合には、ツールの使用方法を確認しておく

子供のオンライン授業

オンライン授業専用のツールというものもあるようです。きっと、授業に使えるさまざまな良いツールがあるのでしょうが、1ヵ月あたりの料金は10,000円近くするものも少なくありません。

おすすめは、Zoomです。1ヶ月2,000円で、安定した品質の通話がしたい放題です。どうやっていくのでしょうか。

Zoomでは、仮想上の部屋のようなミーティングというものを幾つでも作成することができます(もちろん同時に複数にすることは通常はできません)。これらに割り当てられたIDとパスワードを生徒さんに教えてあげるだけで大丈夫です。

Zoomの場合、パソコンだけでなくスマホやタブレットなど、幅広い機種に対応しています。きっと、お子さんのいらっしゃる家庭なら、これらのどれか一つはお持ちでしょう。

サポートもメールやLINEで行うことができます。親御さんの安心のために、メールにCCを親宛に送ったり、親と子供のグループLINEを作ることもできるでしょう。

開講する

ここまできたら、あとは集客あるのみです。

集客する

評判の良さは何ものにも変えがたい広告媒体です。ぜひ、良い口コミが広がるように、最初の生徒さんから丁寧に対応してゆきましょう。

チラシ配りももちろん有効です。ただし、配布する時期とそれに合った内容を用意しましょう。例えば、夏休みのタイミングや冬休みのタイミングやテストのタイミングを狙うことができるかもしれません。

インターネットで集客するのも良い方法です。特に、オンライン塾を求めている親御さんであれば、きっと、ネットで探すでしょう。いろいろな方法がありますが、おすすめはホームページを持つことです

ホームページを持つ

アプリ

ホームページは個人事業主にとって、一人の従業員のようです。

これから、自分で仕事をして、自分で営業して、という生活になるわけですから、ホームページが集客してくれればこれほどありがたいことはありませんね。

また、ホームページは個人事業主にとって、一つの財産になります。

ホームページは掲載している年数や、掲載してきたコンテンツによって価値が上がっていきます。価値が上がれば上がるほど、検索結果の上位にランクインするようになります。例えば、「町田 オンライン塾」と検索すると自分の塾が表示されるわけです。

さらに、集客や講師の募集の際にも信頼を得るものになります。この時代、ホームページがある方が、事業主として信頼されるのは間違い無いでしょう。

ホームページには基本的に下記の点を掲載するようにしましょう。

  • 塾の場所
  • 塾講師(写真入りにする)
  • コース(具体的にどの科目をどれくらいの年齢まで教えられるか)
  • 金額
  • 塾のキャッチコピー
  • 事業主に関する情報
  • プライバシーポリシー

具体的であればあるほど、コンテンツの価値は高くなります。

ただ、開業前の時期、ホームページを作る余裕がない!ということはないでしょうか。そういう時は、ぜひ、制作を依頼なさってください。格安ですが、ご要望に沿った、しっかりしたホームページを作成します。

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