iMac(新型)の予約のチェックポイント
iMacの新型の予約はいつから始まる?
予約はいつから?
もうすぐ、4月30日から始まります。
いつ頃届く?
ホームページでは、「5月後半発売」となっています。今までの配送状況を見ると、カスタマイズなどをすると、1、2週間かかることもあるようです。iMacの人気や現在の半導体不足も相まって、少し、待つ必要があるかもしれません。
何を予約するか
最終的に悩むのはどのグレードにするのか、ということです。
どんな予約できるグレードがあるのか
注文ページには3つのグレードが記されています。
注文ページ | 154,800円のモデル | 177,800円のモデル | 199,800のモデル |
CPUとGPU(処理能力) | 8コアCPUと7コアGPU | 8コアCPUと8コアGPU | 8コアCPUと8コアGPU |
ストレージ | 256GB | 256GB | 512GB |
接続* | 3.5mmヘッドフォンジャック | ギガビットEthernet USB3(2ポート) | ギガビットEthernet USB3(2ポート) |
キーボード# | Magic Keyboard | Touch ID搭載 Magic Keyboard | Touch ID搭載 Magic Keyboard |
カラー | ブルー グリーン ピンク シルバー | ブルー グリーン ピンク シルバー イエロー オレンジ パープル | ブルー グリーン ピンク シルバー イエロー オレンジ パープル |
- *他のDisplayPortやThunderbolt / USB4(2ポート)は同じ
でも、仕様ページを見て比較すると、グレードは2つに分かれていることがわかります。比較してみると、おそらく、177,800円のモデルと199,800円のモデルの違いはストレージの容量だけのようです。それで、主に、仕様ページに書かれているような2つのグレードに大別されるのでしょう。
注文ページ | 154,800円〜のモデル | 177,800円〜のモデル |
CPUとGPU(処理能力) | 8コアCPUと7コアGPU | 8コアCPUと8コアGPU |
ストレージ | 256GB(選択:512GB) | 256GB(選択:512GB、1TB、2TB) |
接続* | 3.5mmヘッドフォンジャック ギガビットEthernet(オプション) | ギガビットEthernet USB3(2ポート) |
キーボード# | Magic Keyboard | Touch ID搭載 Magic Keyboard |
カラー | ブルー グリーン ピンク シルバー | ブルー グリーン ピンク シルバー イエロー オレンジ パープル |
- *他のDisplayPortやThunderbolt / USB4(2ポート)は同じ
- #デフォルトのキーボード。7コアGPUモデルでもTouch ID搭載を追加料金で予約できる
この2つのモデルが基本的な構成になると思います。ここをクリアにしておくことが、最適な予約をするのに欠かせません。
何を選択して予約すべきか
まず、2つのグレードの差額は23,000円です。それで、この2万円がなんの差なのか、ということをみてみましょう。
GPUが7コアなのか8コアなのか:MacBook Airなどもここで差別化を図っているようです。8個のうち1個グラフィックに関する処理が少ない、ということです。実際、性能を測定してみても、グラフィック性能に、8分の1の違いがあるようです。ただ、もともとの処理性能は高いですし、7コアでも特に問題はないのではないか、と個人的には考えます。あえて、このためだけに、8コアを選ぶメリットはあまり感じられません。
ストレージの選択肢:正直、デスクトップで256GBというのは普通に使っていると少なくなることもあるような気がします。特に、動画編集できるMacで、高画質が録画できるiPhoneの映像を溜め込んだりすれば、なくなるような気がします。足りなくなったら外付けストレージをつければ良いのですが、こんなにシンプルにまとまっているiMacに外付けストレージをつけたいか、という問題もあります。もし余裕があれば、512GBはあっても良いと思います。いずれにしても、デフォルトは256GBなので、512GBモデルのために追加で料金を支払う必要があります。
接続:今はキーボード・マウスは無線の時代ですし、iMacには必要なウェブカメラも入っていますので、それほど、後付けで接続することはないような気もします。が、こういうのって、いずれ、後から必要になることもありますよね。USBメモリを挿しっぱなしにしておきたいとかありませんか? USBが2ポートしかない、というのは結構大変のような気がします。
キーボード:Touch IDとは、iPhoneでもお馴染みの指紋認証の機能です。サインインするたびに、パスワードを打つのは面倒ですよね。使っていけば使っていくほど、Touch IDのありがたみを感じそうな気もします。こういう毎回のことについては、ちょっとお金を払ってもいい気がしますね。
カラー:カラーにも価格の縛りがあるというのは、なんともいえないですね。でも、イエロー、オレンジ、そして、 iPhone12で新色として追加されたパープルなど明るめで無難な色を高めにしておく設定、Appleはさすがですね。色ばかりは、変えようがないので、ここで後悔しない方がいいでしょうね。
結局何を重要視して予約するか
Appleは使い勝手に価格差を反映させているよう
主な違いをもう一度表にまとめてみます:
差のあるところ | どんな違いか |
GPUが7コアか8コアか | 処理の速さの違い |
ストレージの容量 | 記憶領域の利便性 |
接続できるのポート数 | 外部機器との接続の利便性 |
キーボードのTouch IDの有無 | セキュリティの利便性 |
カラー | デザイン |
こうみてみると、ほとんどは処理能力に応じた違いというよりは、デザインや利便性といった使い勝手に関係する部分に価格の差が反映されているようです。
使い勝手ばかりは、後からオプション購入なんていうことはできないので、少し高くても払っておこう、という方は多いのではないでしょうか。
こういうところに差別化を図られると、消費者としては高い方を選ばざるを得ない、感じになりますね。特に、Macの購入層は利便性やデザインを重視するように感じます。Appleは購入層をわかっていますね。本当にうまい!
予約する消費者側としては何を重視するか
でも、考えようによっては、Apple製品はどの製品を使っていても、そんなに不便を感じることはありません。元々、かなり利用しやすく作られています。また、性能に重きを置けば、かえって、基本的な性能があまり変わりのない、安価なモデルの方で十分という感じもします。
もっとも、性能を求めるのであれば、半額程度でも同じ性能のMac mini M1モデルを選択するのも手です。
結局、今後使い勝手のいい、後悔しない選択をしたいですね!
ちなみに、予約前の今更感もありますが、そもそも、iMacは買いなのかという記事もアップしていますので、よかったらどうぞ。
ありがとうございました。