iMacを初代と比較!価格を含めた違いは?
今、何かと話題のiMacという名前が使われてからもう25年近くが経ちます。
初代からすると今のiMacはどれくらい違うのでしょうか? 当時、iMacはどれくらいで販売され、今、どれくらいで売買されているのでしょうか。
こんな点を調査してみました:
初代iMacの当時の価格と今の価格
当時の価格も今の最新モデルの価格に割と近い
調査してみると、初代iMacは18万円程度だったようです。最新モデルの最低ラインが154,800円ですから、それほど大きく価格が変わっていないようです。当時は、Windows全盛期で、まだ、デスクトップパソコンの値段も、20〜30万円位は当たり前の時代でしたから、かなり印象的に写ったことでしょう。
ちなみに、iyyotoも1998年にごろに、30万円以上の富士通のノートPCが初めて家に来たのを覚えています。が、そのことの方が衝撃的で、iMacなどには関心がありませんでした。ただ、正直、それでよかったかなとも思っています。当時は、USBメモリの代わりに、フロッピーディスクというもの以外手軽に情報を移し替えられるものはありませんでした。初代iMacにはそのフロッピーディスクがついていませんでした。初代iMacは過去の資産をすべてバッサリと切り捨てたのです。なんか、その感じも、ポート類をできる限り減らしている、今のiMacに似ていませんか?
今の販売・買取価格
もちろん、新品は売っていませんので、中古品を調査してみました。
- ヤフオク:平均落札価格は6,000円程度
- メルカリ:ざっと見た感じでは、5,000円以上
- 中古ショップ:買取価格がつかない
もう、さすがにパソコンとして再使用しようという方はいらっしゃらないようです。ヤフオクを見ていると、ケースだけでも6,000円で販売されていることもあるようですので、骨董品扱いのようです。さすがApple製品といったところでしょうか。
まだ、綺麗な状態で眠っているiMacの初代があれば、今、出品してみるチャンスかもしれませんね。
性能は初代と比べてどれほど進歩したのか
ざっと700倍は違う
計算方法は様々ですが、アップルにこんな面白いデータがあります。
2015年ごろ、当時最新のiMacが販売された頃に、なんと、アップル自身が初代とこんな比較をしていたようです。
- ディスプレイのピクセル数:1400万多い
- グラフィックス性能:62000倍
- メモリ:1000倍
- ストレージ:750倍
- 処理能力:366倍
この当時で、すでに処理性能は350倍以上違ったんですね。
ちなみに、この時のiMacの一番性能の高いモデルのCPUは「Intel Core i7 4.0GHz(4コア)(おそらく、Core i7-6700K)」だったようです。
これを現在の、新型のiMacのCPU「M1」と比較すると、1.3〜2倍程度向上しているようです。たった数年でまた、すごい進歩ですね。
ちょっと横道にされましたが、この推測が正しければ、新型iMacの性能は、初代と比べ、700倍程度速くなっている、ということになりますね。
実際どんな違いがあるか
一覧表にまとめてみました。
初代 | 2021モデル(最安値で購入できるモデル) | |
CPU(処理能力) | PowerPC G3 233MHz(1コア、0.2GHz程度) | M1(8コア、0.6GHz〜3.2GHz程度) |
メモリ | 32MB(0.03GB程度) | 8GB |
HDD | 4GB | 256GB |
ディスプレイ | 15インチ、CRT | 24.5インチ(4K、液晶) |
ネットワーク | 電話モデム | Wi-Fi、イーサネット |
価格 | 178,000円 | 154,800円 |
現在では、処理の仕組みやソフトウェアも大きく変わったので、比較することは容易ではありませんが、間違いなく、進歩していることは一目瞭然ですね。
例えば、初代のCPUは当然1コアしかありませんでした。この時に、マルチコアCPUが一般家庭向けに販売されることはありませんでした。動作周波数も、当時は、0.2GHz程度でも速い方だったと思います。それが、今は、8コアが1GHz以上を平気で出すようになっているのですから、何次元も違う話ですね。(ただ、いつの時代も自分のパソコンは遅い、と感じることだけは変わらない話ですね)
メモリやストレージの容量も顕著に違います。4GBなんて、動画ひとつも入らない容量ですが、当時はそれでも大きいと思っていました。
これが、当時よりも2万円やすく購入できるのですから、やっぱり、技術の進歩はすごいものですね。
というわけで、iMacを買うなら、ぜひ、初代ではなく、新型を買いましょう!
実は初代iMacはそれほど速くなかった
では、当時のiMacもそれなりに当時としては早かったのでしょうか。
実はそうではなかったようです。CNNの記事やGIZMODEの記事によると、
- 当時最速なPCとiMacより300ドル安いPCをテストしたところ、ビリはiMacだった
- フロッピーディスクなどの使いやすさは後回しだった
- マウスが丸くて、人間工学に基づいていなかった
といったことがあったようです。デザインの犠牲になった昨日も少なくありませんでした。
でも、やっぱり売れたことを考えると、デザインというのは大切ですね。
初代と変わらないのはコンセプト
デザインも大きく変わったように見えます。単純に大きさや重さを比較してみました
初代 | 2021モデル | |
大きさ | 高さ39.5cm × 奥行き44.0cm ×幅38.0cm | 高さ46.1cm × 奥行き14.7cm × 幅54.7cm |
重さ | 17.9kg | 4.5kg弱 |
かなりコンパクトになったことがわかりますね。そもそも、11mmのディスプレイ中にほとんどが詰まっているのですから、もう別次元です。こんな記事も話題になりました。
でも、初代から順番に比較したこの記事を見ると、コンセプトは保っているように見えます。
Appleはそもそも1984年に販売されたMacintosh 128Kというパソコンから一体型(ディスプレイ内蔵のオールインワン)を販売されていました。しかし、その後、機能を重視したディスプレイと本体が別になっているパソコンが上位機種になったため、一体型は廉価版の位置付けになったようです。しかし、初代iMacにはインテリア性があり、一般家庭向けのインターネット端末というニーズにあった製品ということもあり、売り上げを伸ばしました。
今、家庭向けのデスクトップの主流といえば一体型ですが、そうでない時代から、初代iMacの時代から、このコンセプトを貫きとうしてきたようです。それが今も人気の秘密なのでしょうか。
ちなみに、iPad、iPhoneなど「i」を冠するラインナップはたくさんありますが、その源流はどうやら初代iMacのようです。初代iMacは、ブランディングにも大きな影響を与えているんですね。その源流を組む、iMacが久々に、7色展開されているとなると、感慨深いものがあります。段々と欲しくなってくるものですね。
もし、購入を検討されているようでしたら、こちらの記事もどうぞ。背中を押しています。
もし、Windowsと迷っているなら、こちらもどうぞ。
ありがとうございました。